4つの海外ビジネス形態
1 直接貿易
例:日本企業←→輸出入契約←→外国企業
長所:いちばんシンプルで会社に利益が残る形態。
短所:自分だけがリスクを負う(他社にリスクを分散、危険を転嫁できない)。
適している人:ネット販売、個人の副業、小規模でやりたい人
2 間接貿易
例:日本企業←→商社が輸出入契約←→外国企業
長所:貿易初心者、貿易が不慣れな人にとって商社は心強いパートナ。
短所:商社に支払う上乗せ手数料がコスト高になる。商社には専門分野があるので金額だけでなくサービスも比較検討する。
適している人:とにかく早く始めたい人。手間をかけずにすべてを任せたい人。
3 仲介貿易(三国間貿易)
例:日本企業は外国企業と売買契約を結び入金されるが商品は日本を経由せず他国から他国へ直接輸送
長所:商品が日本に来ないので日本の関税、消費税がかからない。
短所:売買契約が2本立てになるので管理が複雑。
適している人:為替の動向、日本の景気に左右されない安定した収入を得たい人。
4 販売店・代理店契約
例:販売店契約・・・自分が商品を仕入れて、再販売することで得る売買差益
代理店契約・・・売買契約を委任され、契約成立による成功報酬を得る
長所:独占販売契約を結べば売り手側は有利になる。
短所:場合によっては現地の独占禁止法に抵触する恐れがある。
適している人:販売店、代理店を増やせば販売ルートは無限です。営業が好きな人に向いてます。