今更ながら「東京ラブストーリー」を見たら

1991年のバブル後半期にテレビ放映された最高視聴率32.3%のスーパー恋愛ドラマ・・・「東京ラブストーリー」を初めて見ました。

当時はアメリカに留学中。他のドラマは現地のビデオレンタルで見ましたが、なぜかこの東京ラブストーリーだけは見てなかった。

見終わった感想。 時代! 切ない! じれったい!

時代を感じる・・・ポケベルが流行ってたころですから携帯電話が軍事用っぽくでかいです(笑) 鈴木保奈美さん演じる「赤名リカ」の家にはコードレスフォンがあるけど、こんなんじゃ重すぎて長電話できんでしょう。いつでも繋がる今の携帯電話と違って、当時は公衆電話と家の固定電話が当たり前。その昔、電話に出なかった、出られなかった、もめて怒られたことを思い出しました(^_^;)

切ないエンディング・・・当時は予想外のアンハッピーエンディングに視聴者から苦情が殺到したとか。今でも賛否両論のようですが、個人的には、あの屈託のない笑顔のリカさんとカンチにはハッピーエンディングになって欲しかったです。

じれったい・・・優柔不断の男「カンチ」を演じた織田祐二さんは、当時も今も雰囲気が変わらないですね。にしても、タイミング悪すぎる展開設定は恋愛ドラマの王道なのでしょうか。蛇足になりますが、このTVドラマ版の三角関係とキャラクター設定は、80年代初頭に時代を席巻したアニメ「超時空要塞マクロス」の設定にかなり近いです。ひょっとしたらオマージュ?(笑) 興味ある方は検索してみてください(^^ゞ

このドラマ、なぜ今も色あせないのでしょう。

脚本もさることながら、やはり演者の演技力とカメラワークに引き込まれる雰囲気なのかと。大事なシーンでは必ずキャラクターの顔や人物が画面いっぱいに映し出され余分な背景がありません。台詞も単刀直入。現代のドラマではこういったシンプルな台詞と演出で語れる役者が減ったのかも知れない。いまはCGでなんでもできる時代。技巧に走ってしまっているハリウッド映画と同じに思います。

カンチもそうですが、特にリカさんの台詞、とてもナチュラルで、アドリブなのか台本通りの台詞なのか分からないぐらい言葉もアクションも自然に感じましたね。二人とも楽しんで演じているのが伝わってきます。

一方で、鈴木さんも織田さんも、このドラマは黒歴史っぽくなってるらしく、あれから25年後の続編が書かれた連載漫画のドラマ出演を拒んでいるとか、いないとか。 でも、夢を壊さないためにはそのほうが良いかも、ね。