三味線の練習もビジネスの発展も王道なし

三味線書士の仕事の一つにコンサルティングというものがあります。

平たく言うと、相談者が課題を解決できるようサポートする仕事です。

例えばこんな感じ・・・

相談者:「どうすれば売り上げを伸ばせるのでしょうか」
三味線書士:「お客様があなたの商品に価値を見いだせたら買ってくれると思います」
相談者:「どうやったら価値を認めてくれるのでしょうか」
三味線書士:「何よりも信頼関係を築くことですね」
相談者:「その方法は?」
三味線書士:「日頃のやり取り、接客の対応など。毎日の積み重ねです」

津軽三味線を習い始めてから数多くの疑問が浮かびました。

演奏技術はもとより、専門用語や邦楽界の(閉鎖的な)常識まで、色々な疑問を問いかけ答えを見つけました。

しかし、質問の答えが見つかったとしても、それですぐに課題が解決するとは限らない。

テクニック、コツなどの方法論が分ったとしても、それを自分の物にする(身につける)には、本当に地道な練習を経なければならないのです。

ビジネスの世界でも成功ノウハウを綴ったハウツー本はたくさんありますが、読み終わって、成功失敗談を聞いて満足してしまい、実践した気になって終ることがあります。

ビジネスの成功も地道な努力をした者だけが得られます。

ビジネスにも、三味線にも、王道はありません。